無添加で砂糖不使用のものを！

健康やダイエットを目的とするなら、無添加で砂糖不使用のものを選びましょう。人工甘味料や砂糖をたっぷり使ったものは、カロリーオーバーになりやすく、添加物が使用されているものは、体への影響が懸念されます。

大容量タイプは消費期限に注意

ドライフルーツは保存食に向いているとはいえ、腐らないわけではありません。大容量タイプはお得ですが、消費期限には注意しましょう。特に無添加のヘルシータイプは、保存料や防腐剤が使われていない分、消費期限も短めに設定されていることがあります。そもそも消費期限は未開封の目安です。開封後は1ヶ月程度で食べきれる量を選ぶようにしましょう。

小分けタイプがおすすめ

大容量タイプは消費期限の問題もありますが、ついつい食べ過ぎてしまう確率もグンとアップします。ドライフルーツは美味しいからといって、毎日大量に食べるものではありません。必要以上に食べ過ぎると体内の水分を含み、便秘になる可能性もあります。食べ過ぎを避けるためにも、適量を判断しやすい小分けタイプをおすすめします。

栄養素に注目

ドライフルーツは種類によって含まれる栄養素が異なります。そのため、健康効果を期待するなら栄養素で選ぶのもよいでしょう。

貧血対策

貧血対策には鉄分が有効です。特に女性は生理や妊娠、ダイエットなどで貧血になりがちです。鉄分を豊富に含むドライフルーツがおすすめです。

美肌やエイジングケア

シミやくすみのない美肌や、老化予防にはビタミンCが不可欠です。ビタミンCが豊富なドライフルーツといえば、みかんなどが挙げられます。また、ビタミンCは鉄の吸収を促す働きもあります。

腸内環境

腸の働きを整えるには、食物繊維を摂ることがポイントになります。ヨーグルトや豆乳と一緒にドライフルーツを食べるのもおすすめです。

添加物が含まれないのでヘルシー！

ドライフルーツによく含まれる添加物には、以下のものがあります。

保存料、酸化防止剤、漂白剤

保存料と酸化防止剤は長期保存のため、漂白剤は色の黒ずみを防ぐために利用されます。ドライフルーツでは、「亜硫酸ナトリウム」「亜硫酸塩」「亜硫酸Na」と記載されます。

合成着色料、人工香料

食品の色合いを保つためのものです。ドライフルーツは茶色くなりやすいため、使用されることがあります。

添加物は化学的なものだけでなく、自然由来のものもあり、「すべてが悪い」わけではありません。ただ、添加物を入れない分、自然素材の割合が高くなるため、素材そのものの栄養が摂れて味わいも深くなります。また、添加物でアレルギー反応を起こす可能性がある場合も、食べることができます。

血糖値の上昇を抑える

砂糖がたっぷり使用されたドライフルーツでは、カロリーオーバーが気になります。また、砂糖は血糖値を急激に上昇させるため、太る原因となります。ドライフルーツの自然な甘味には、ブドウ糖と果糖が多く含まれており、血糖値がゆるやかに上昇し、筋肉などの必要な組織にしっかりと行きわたり、体の働きを助けます。

砂糖不使用のドライフルーツは、血糖値が高めの方のおやつにもおすすめです。血糖値が気になるからといって、すべての甘味がNGでは大きなストレスとなります。砂糖不使用のドライフルーツなら果物本来の甘味のみなので、少量でもストレスの解消につながるでしょう。ただし、食べ過ぎには注意が必要です。